よく急がば回れ、と言われますよね。営業の世界では、回っていては他社に先を越されてしまう!と心配してしまうかもしれませんが、それはあくまで目先の利益だけにとらわれてしまうこと。会社と会社の取引というのは、たった一回限りではなく、その後長く良い関係を維持していくことが重要です。そのためには人間関係を良好に保つための努力が必要なんですね。
もし、取引先の担当者が探している製品があった場合、ただ「そうなんですか~」と言って会話を興味無く会話を終了させてしまうか、それとも「なるほど、では私も知り合いを当たってみましょう!」と言って積極的に興味を示すか。まず、この時点で担当者はうれしいはずです。
一見、自社が売りたいものと関係の無い製品だったとしても、いつ、どういう風に関係ができるかもしれません。また、これをSFAなどで共有すれば、他の営業マンから良い話を聞けるかもしれないのです。
持ち寄った情報を取引先担当者に伝えることで、その担当者は道が開けるでしょうし、良い関係性を築く機会にもなるはずです。